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人は理解されると幸せを感じる

masaki.beppu@blog

これまでの人生で居場所がなく
「私のことを理解して」
と心の叫びを訴えかけ自分の生活を脅かす人と出会ってきた。
それと同時に居場所がある方と関わる時には、心の回復・快楽にも似た感情を持たれることもあった。

誰もが1度は経験したことがあるであろう、人にわかってもらえない・理解してもらえない。なんだか孤独だなと感じる瞬間。
でも逆に、理解してもらえた時の幸福感も経験したことがあるだろう。

人は理解されると快感を感じるようにできている。
誤解の痛みから逃れ、他者と脳波を同期させて、強固な共有現実を構築する。
これは数百万年の進化が孤独という死の脅威を打ち消すための神経システムになっている。
これが1種の結論なんだろう。

以下、理解されると起こること、誤解されると起こること

理解されることは単なる安心感ではなく、食物やお金を手に入れるのと同じ報酬系が働く。
自分の意図が理解されたとき、脳の報酬であるドーパミンが放出される。
想定以上に理解された場合、実際の報酬(ドーパミン)が想定より多く得ることで、プラスの予測誤差が起き「この相手との交流を繰り返せ」と脳が命令するようになる。

「理解されること」を食物や金銭と同様の生存に不可欠な「一次的栄養素」として定義するスライド。

理解されることは話し手だけではなく聞き手側の脳にも影響を与えて脳の同期が起きる。
そして主観が客観的なものに昇華する。

話し手と聞き手の脳波が物理的に同期する「脳間同期(IBS)」のメカニズムを説明するスライド。
認識的動機と関係的動機が重なる「共有現実」によって主観が真理に変わる瞬間を説明するベン図。

また、人は誤解されると物理的な痛みと同じように痛み和感じる。

社会的拒絶による「心の痛み」が物理的な痛みと同じ脳領域(dACC)で処理されることを示す図。

理解の欠如がもたらす損失は年間8.9兆ドルだそう。
コミュニケーションを増やしお互いを理解するだけで、「生産性」「利益率」の向上「離職率」「労働災害」低減。固有の人間として周囲の人を扱うだけでこれだけのメリットを得ることができる。

職場の相互理解の欠如による年間8.9兆ドルの経済損失と、エンゲージメント向上の効果を示すデータ。

最後にAIに相談している人が増えている。AIは確かにあなたに完璧な共感を返してくれるがしかし、脳がこれはAIが返したものだと理解した瞬間脳の報酬系は沈黙し、ただの独り言になり時間だけが流れていく。
どんなに技術が進歩したところで、人間が求めているものは別の人間である。

AIによる完璧な共感テキストと、意識を持つ主体との繋がりの間で生じるジレンマと「ラベル効果」。
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別府 柾輝
別府 柾輝
フリーの声優・ナレーター
1994年9月16日鹿児島県生まれ長崎県佐世保出身。元はええ声の事務員。2024年職場で「個人情報を流している」というデマを流され仕事にうんざりしていたところ木村匡也塾を発見、師事する。
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