人は理解されると幸せを感じる
これまでの人生で居場所がなく
「私のことを理解して」
と心の叫びを訴えかけ自分の生活を脅かす人と出会ってきた。
それと同時に居場所がある方と関わる時には、心の回復・快楽にも似た感情を持たれることもあった。
誰もが1度は経験したことがあるであろう、人にわかってもらえない・理解してもらえない。なんだか孤独だなと感じる瞬間。
でも逆に、理解してもらえた時の幸福感も経験したことがあるだろう。
人は理解されると快感を感じるようにできている。
誤解の痛みから逃れ、他者と脳波を同期させて、強固な共有現実を構築する。
これは数百万年の進化が孤独という死の脅威を打ち消すための神経システムになっている。
これが1種の結論なんだろう。
以下、理解されると起こること、誤解されると起こること
理解されることは単なる安心感ではなく、食物やお金を手に入れるのと同じ報酬系が働く。
自分の意図が理解されたとき、脳の報酬であるドーパミンが放出される。
想定以上に理解された場合、実際の報酬(ドーパミン)が想定より多く得ることで、プラスの予測誤差が起き「この相手との交流を繰り返せ」と脳が命令するようになる。
理解されることは話し手だけではなく聞き手側の脳にも影響を与えて脳の同期が起きる。
そして主観が客観的なものに昇華する。
また、人は誤解されると物理的な痛みと同じように痛み和感じる。
理解の欠如がもたらす損失は年間8.9兆ドルだそう。
コミュニケーションを増やしお互いを理解するだけで、「生産性」「利益率」の向上「離職率」「労働災害」低減。固有の人間として周囲の人を扱うだけでこれだけのメリットを得ることができる。
最後にAIに相談している人が増えている。AIは確かにあなたに完璧な共感を返してくれるがしかし、脳がこれはAIが返したものだと理解した瞬間脳の報酬系は沈黙し、ただの独り言になり時間だけが流れていく。
どんなに技術が進歩したところで、人間が求めているものは別の人間である。
